この度、「ふくおかクリスマスフェスタ2024」イベントのアートフェス事業に関わらせていただきました。
この「ふくおかクリスマスフェスタ2024」は子どもたちに「おなかいっぱい、こころいっぱい」のクリスマスプレゼントをというコンセプトのもと、3つのフェスで構成されたイベントとなっています。
*フードフェス(おなかいっぱい 食でココロとカラダを満たす まちじゅう子ども食堂)、アートフェス(想いのまま、自由に描く 多様な他者とアートで交わる)、シアターフェス(ダンスパフォーマンスや演劇を通じて他者を知る、自分を知る)
ちなみに、「福 多〜か」という願いも込められ、イベントの英語表記では「FUKU OKA」とUとOの間にスペースがあります。
私たちSTJはアートフェスの「街なかストリート美術館」において、仮囲いに対するグラフィックの製作・施工を行いました。
*街なかストリート美術館・・・障がい者アーティストを迎え、障がいのある人もない人も文化に参加し、創作を通じて多様な他者への想いを育みます。ライブイベントを開催し、市民と障がい者アーティストがいっしょに作品を創作。創作した作品は福岡市の工事用仮囲い等に展示して、多くの皆様へ公開されます。
明治通りにある天神ビックバンにともなう仮囲いです。建設現場を建てられた仮囲いがアート美術館へと姿を変えました。
こちらは福岡市役所前きらめき通りです。イムズの跡地建設現場の仮囲いになります。
アートは実物の原画が取り付けられています。STJでは作者の方の紹介部分を印刷、パネルへの貼り込み作業を行いました。
各作品は「アートで仕事をする」障害者就労支援B型事業所PICFAさんで活動されている方々のものになります。
今回の製作工程をご紹介します。まずは大判インクジェットプリンターで印刷、その後にラミネーターでオーバーラミネート、作者紹介分はパネルへ貼り込み作業を行いました。
仮囲いへの直接貼り付け作業風景です。幅が1.3M(1300mm)以上のグラフィックは原材料幅の都合上つなぎになります。まずは片面を所定の位置へ貼り付け、続いてもう片面をグラフィックが繋がるように位置合わせを行い、同じように貼り付けしていきます。
11月30日、12月1日に天神地下街で開催されたライブペイントの作品も展示されています。自由参加の子どもたちとPICFAさんのメンバーによるコラボレーションです。期間限定の展示になりますが、お近くに行かれる方はぜひ足を運ばれてください。